興味のある看護師へ
オペ室看護師に興味のある看護師へ、事前に知っておいてほしいことを紹介します。まずは、オペ室看護師に求められる資質を理解し、自分が向いているかどうかを判断してください。給与については、他の部署と比べて同じくらいか、若干高い場合が多いようです。特殊な業務を担当し覚えることも多いため、常に学び続ける姿勢を持ちましょう。職場によっては病棟と兼任になるケースもあるので、オペ室専属で働きたい看護師は注意してください。
-
求められる資質
オペ室看護師に求められる資質としてまず挙げられるのが「チームプレイ第一」で動く姿勢です。あらゆる医療スタッフが連携して手術を進めていくため、チームワークを重視してスピード感を持って業務に取り組まなければなりません。そのためには、「体力と気力」も必要です。また、覚えることが多いため「常に学ぶ姿勢」も必要です。医療技術は日進月歩なので、最新医療に置いていかれないようにしましょう。スキルアップを目指す看護師には特におすすめの職場です。
-
勉強方法やおすすめの資格
オペ室看護師の知識を学ぶために、職場のマニュアルや参考書、医療雑誌などを積極的に読みましょう。その際には、「なぜその処置が必要なのか」を意識して読み進めるようにしてください。また、先輩の動きを観察して技術を盗むことも大切です。手術の記録映像があるなら、映像を見ながらシミュレーションするのもおすすめです。オペ室看護師になるために特別な資格は必要ありませんが、持っておくと便利な資格として挙げられるのが「手術室認定看護師」「周術期管理チーム看護師」「手術実践指導看護師」です。
-
気になる給与事情
オペ室看護師の給与は勤務形態によって異なります。交代制であれば、夜勤手当が発生します。オンコール体制の職場では、夜勤手当の代わりに待機手当が支給されます。また、危険手当も支給されます。手術には血液感染や汚染などのリスクが伴うため、特別な手当が用意されているのです。オペ室看護師は人員の流動が激しいので、定着して働き続ければ他の部署よりもキャリアアップしやすいです。「オペ室勤務15年で師長になった」というケースも少なくありません。
-
事前に確認すべきこと
オペ室看護師になるにあたって、事前に確認すべきことを紹介します。オペ室看護師として、自分が働いていけるかどうかを見極めてください。オペ室看護師には「体力」が求められます。手術の時間は毎回異なりますが、長ければ10時間以上かかることもあります。常に立ちっぱなしで処置を行うので、体力がなければ務まりません。求人を探す際には「手術件数」「看護師数」「オペ室の数」「教育制度」「手術の種類」などに注目しましょう。
よく読まれている記事
-
転職エージェントを活用する
看護師が転職する際に必ず登録すべきなのが転職エージェントです。無料であらゆるサポートを提供してくれます。条件に合う求人情報の提供だけでなく、面接日程の調整や条件交渉の代行もしてくれるため、時間のない人でもスムーズに転職先を決められます。
続きはコチラ -
志望動機作成のポイント
オペ室看護師になりたい看護師へ、志望動機作成のコツを紹介します。オペ室は最新医療に携われる職場なので、「新しいことを学びたい」という意欲をアピールしていきましょう。興味はあるものの、仕事に対して不安や恐怖心がある人でも大丈夫です。
続きはコチラ -
どのような役割を担うのか
オペ室看護師には「器械出し看護師」「外回り看護師」の2つの役割があります。器械出し看護師は、よくテレビドラマで医師から「メス」といわれ、メスを渡している看護師のことです。一方、外回り看護師は、「汗」といわれ、汗を拭く看護師のことです。
続きはコチラ