事前に確認すべきこと

オペ室看護師に転職するにあたって、事前に確認すべきことを紹介します。看護師としてスキルアップしたい人にとって魅力的な職場ですが、自分の希望を叶えるためにはいくつかの注意点を踏まえた上で転職活動を進めなければなりません。

事前に確認すべきこと

まずは以下を確認

オペ室看護師の求人を探す前に、まずは「自分がオペ室看護師として働いていけるのか」を確認しましょう。例えば、オペ室看護師には「体力」が求められます。2時間程度で終わる手術もあれば、10時間以上かかる場合もあります。長い時間立ちっぱなしでも集中力を維持できるだけの体力があるかを確認してください。体力が続かず、やむを得ずオペ室から離れる看護師も少なくありません。客観的に自分の体力を把握した上で、問題なさそうであれば挑戦してください。
また、オンコール対応に不満を持たないようにしましょう。呼び出しがあれば即座に駆け付ける必要があるため、オンコール担当の日は退勤後に遠出や飲酒ができません。頻度は病院によって異なりますが、「いつ呼び出されるか分からない」という状況はどの職場でも同じです。それにストレスを感じてしまう人はオペ室看護師に向きません。

まずは以下を確認

注目すべきポイント

「手術件数」「看護師数」「オペ室の数」に注目してください。手術件数が多くオペ室の数が多いほど、看護師数も多くなります。看護師が十分に配置されている職場は、一人あたりの業務負荷も少ないです。逆に、手術件数やオペ室の数に比べて看護師数が少ない場合、激務である可能性が高いです。
次に「教育制度」を確認しましょう。オペ室看護師は特殊な業務を行うため、事前に研修が行われます。比較的規模の大きい病院は教育制度が充実しています。先輩看護師が多く、経験の少ない看護師をバックアップできる体制が整った職場を探しましょう。
また、「手術の種類」も確認してください。手術の種類が多い病院で働く場合、手術件数も多くなります。それに比例して覚えるべきことも増えます。幅広くオペ室看護師としての経験を積みたいと考えるのであれば、カバーしている手術範囲が広い病院に転職してください。

注目すべきポイント

兼任を避けるなら

手術件数が少ない病院では、外来や病棟の業務を兼任するケースもあります。そのため、オペ室看護師の業務のみをやりたいのであれば、規模が大きく手術件数が多い病院を選んでください。求人を探す際は、オペ室専属の看護師として働けるかどうかを確認しましょう。「オペ室看護師として転職したのに、実際には病棟の仕事ばかりしている」といったことがないように注意してください。

兼任を避けるなら

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